覚醒剤事件の捜査で取り調べた相手やヤミ金業者などから多額の借金を重ねていたとして、佐賀署の50歳代の警部(課長級)を減給10分の1(6か月)の懲戒処分にした。警部は同日付で依願退職した。
県警は「警官として不適切な行為。捜査情報の漏えいなどは確認されなかった」としている。県警監察課などによると、警部は覚醒剤事件の捜査に長年携わり、十数年前に容疑者として取り調べた男から昨年9~11月、数回にわたって計約100万円を借りた。
男は同11月、佐賀市内で建造物侵入容疑で現行犯逮捕された際、警部に金を貸していることを明かした。男は同12月、覚醒剤取締法違反(使用)容疑で再逮捕された。以前は暴力団組員だったという。さらに警部は2008年3月~昨年11月、ヤミ金融業者や消費者金融などから計約2700万円を借りていた。金は競馬などのギャンブルや遊興費に使ったという。


